科学系博物館・天文施設の被害状況を公開
全国科学博物館協議会は、3月16日に東日本大震災をうけて、科学系博物館の被害状況の調査結果について、同協会のウェブサイト上で公開しました。また、天文施設安否確認シートも公開されています。
調査結果は、千葉県立中央博物館上席研究員の尾崎煙雄氏がまとめたもので、東北や関東などを中心に、全国科学博物館協会加盟館の被害状況を、Googleマップ上から閲覧が可能となっています。
被害状況がGoogleマップで一目でわかる
全国科学博物館協議会は、自然史や理工系の博物館や、動物園や植物園、水族館、科学館、プラネタリウムの相互連携と発展を目的に設立されました。
同協会が公開した被害状況は、Googleマップを利用し、被災地にある全国科学博物館協会加盟館のウェブサイトの閲覧状況を「赤色の目印=ウェブサイト閲覧が不能」から「水色の目印ウェブサイト閲覧が可能 平常通り」といった具合に5段階で色分けし、一目でわかるようになっています。
3月17日の段階でマップは、3月13日時点のものと、3月15日時点の2種類が公開されています。また、同じページ上では、大阪市立科学館主任学芸員 渡部義弥氏が収集した「天文施設安否確認シート」も公開され、こちらMicro Softエクセル形式でダウンロードが可能となっています。
全国科学博物館協議会 お知らせ(東北地方太平洋沖地震に関して)
http://www.jcsm.kahaku.go.jp/info.html#33全国科学博物館協議会
http://www.jcsm.kahaku.go.jp/index.html平成233年(2011年)東北地方太平洋沖地震 天文施設安否確認シート
http://www.sci-museum.kita.osaka.jp/~yoshiya/2011eq.html