Facebookが共同購入クーポンサービスに参入
Facebookは、ユーザーに対し割引価格などを提供できるプログラム『Deals』の延長として、地域限定の割引共同購入サービスに参入予定であることを明らかにした。
同サービスは、サンフランシスコ、サンディエゴ、ダラス、アトランタ、オースティンから提供を開始する予定で、Facebookスタッフが地元企業と共同で取り扱う商品を企画し、ユーザーに対して友人と共に利用するよう働きかける。
9社と提携し、商品販売予定
Facebookは自社のセールス部門を通じ、提携企業9社と協力してサイト内で一元的に割引販売を行なう予定。提携企業は、Gilt City、HomeRun、OpenTable、PopSugar City、Tippr、kgbdeals、Plum District、ReachLocal、zozi の9社となっている。
Facebookは、現在急激に人気が高まるオンライン共同購入クーポン市場への参入を目指している。同市場は、現在Grouponや LivingSocialといった数社の寡占状態。調査会社 Hitwise が2010年12月にまとめた調査によると、米国では共同購入サイトへの訪問者数の79%をGrouponが占めており、2位のLivingSocialは8%だという。
Amazon.comも先日、1億7500万ドルをLivingSocialに投資しており、同市場参入に意欲を見せている。
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