誰も編集が可能、Twitterとも連動
東日本大震災の、図書館や美術館、博物館などといった、文化施設への被災状況や、救援情報を提供する情報サイトが立ち上がっています。サイトは、図書館とアーカイブ関連の「savelibrary @ ウィキ」、ミュージアム関連の「savemuseum @ ウィキ」の2つです。
サイトはWiki形式で作られていて、誰でも編集が可能となっていて、持ち寄った情報を自治体を選んで入力できるほか、各種情報サイトとのリンクや、Twitterのハッシュタグも用意され連動が可能となっています。
文化財、施設を守るために
有志によってつくられた、2つのサイト。「savelibrary @ ウィキ」のトップページでは、大震災に関して「まずは行方不明者の救出が優先」とした上で
今後の生活再建のためには図書館のような行政サービスを立て直し、市民の助けとなることが望まれます
と、書かれています。そして
今回数多くの図書館もまた被災しており、図書館そのものの復旧にも多大な資金と労力が必要とされる見込みです
と、続けています。
また、「savelibrary @ ウィキ」を参考に作られた「savemuseum @ ウィキ」も
人命優先はもちろんですが、それと同時にミュージアムの被害状況の確認、そしてその復旧に何が必要なのかを考え始めている人たちがいます
と述べ、文化施設・文化財保護のために、被害状況と、必要な支援についての情報共有を訴えています。
savelibrary @ ウィキ - 東日本大地震による図書館の被災情報・救援情報
http://www45.atwiki.jp/savelibrary/savemuseum @ ウィキ-東日本大地震によるミュージアムの被災情報・救援情報
http://www45.atwiki.jp/savemuseum/博物館・美術館・イベント情報サイト|インターネットミュージアム ニュース
http://www.museum.or.jp/modules/topNews/index.php