65年前の東京!
東京都墨田区にある江戸東京博物館では、企画展「東京復興―カラーで見る昭和20年代東京の軌跡―」を9月26日まで開催している。昭和20年(1945年)3月に大空襲を受けた東京は、その後終戦を迎え、復興する。
終戦直後の占領下にある東京が、再び都市として再生していく様子を貴重なカラー写真・映像でよみがえらせる企画だ。焼け跡に建つ「仮駅舎の新宿駅」の写真から当時をうかがい知ることができるが、屋根と柱だけの簡単な駅舎からは、現在の新宿駅を想像することはできない。
江戸から東京へ!
皇居付近の建物は昔ながらの建築が多いものの、周辺の景色と合わせてみると、その移り変わりがはっきりと見て取れる。復興していく東京の様子から、当時の勢いを感じ取ることができる展示となっている。
江戸東京博物館の開館時間は9時半から17時半(土曜は19半)。入場は閉館の30分前までなので、早めに受付をすませよう。通常月曜は休館だが9月13日20日は開館。博物館内の展示と合わせて鑑賞すれば、江戸から東京への移り変わりと合わせてより深く知ることができるだろう。
江戸東京博物館
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/