普及しない公的機関のTwitter
ネット上で大きな話題となっているTwitter、企業や公官庁による利用も活発に行われていますが、公官庁によるつぶやきはあまり面白くないものが多く、あまり普及していないのが現実です。
NHKの公報が行っているTwitterは、そのつぶやきのユニークさもあり、公的な機関としては珍しい成功例といえます。
ツイッターは本気で使うものではない
NHKのアカウント@NHK_PRでは、最近より一層分かってきたことと題し、Twitter6ヶ条のようなものをつぶやいています。
最後の1文が興味深く、Twitter @NHK_PRによると
6)ツイッターは本気で使うものではない。
と、一見すると失礼とも取れる内容をつぶやいていますが、Twitterというサービスを的確に捉えている言葉です。
Twitterは短文をネット上につぶやくことが出来るもので、返答をする事も可能なのですが、自分のつぶやきに返答がない事も多く、多くのヘビーユーザーは双方向コミュニケーションだけを期待しているものではありません。
非常に曖昧なコミュニケーション
なんとなく思ったことをつぶやいてみる、返答はあるかもしれないし、ないかもれない、といった非常に曖昧な関係で繋がれているのがTwitterです。
「ツイッターは本気で使うものではない」、なるほどさすがにNHKのTwitterが人気となっている理由が分かる、Twitterの真理を捉えたつぶやきです。
Twitter @NHK_PR
http://twitter.com/NHK_PR/status/22071459329