先決処分の副市長、阿久根市議会で不承認
先決処分を繰り返してきた阿久根市長、副市長の選出や市職員のボーナスカットなど、半年ぶりに開かれた阿久根市議会は、先決処分の事後承認の場となります。
副市長の先決処分に関して、鹿児島県は法律上、副市長とは認めることができず一般職員として扱うなど、議会を図らずに決定を行う先決処分が波紋を呼んでいます。
朝日新聞によると
鹿児島県阿久根市議会(定数16)は25日、元愛媛県警巡査部長の仙波敏郎氏(61)を副市長に選任する竹原信一市長の専決処分について、賛成4、反対11で不承認とした。
と、25日に開かれた議会は阿久根市長の先決処分を不承認としました。
先決処分に関しては藤祐一郎知事の2度の是正勧告や、原口総務大臣が違法性を指摘するなど、事後承認が得られない場合法的な根拠が乏しいとされます。
朝日新聞「仙波氏の副市長選任、不承認 阿久根市議会CommentsAdd Star」
http://www.asahi.com/politics/update/0825/SEB201008250021.html