研究拠点、平賀源内記念研究所?
エレキテルで有名な平賀源内をご存知でしょうか?江戸時代に活躍した、蘭学者、医者、作家、発明家、画家と多彩な才能を発揮した天才学者です。夏バテ防止に土用の丑の日にウナギを食べる風習は、夏場の売り上げ不振に悩んだ鰻屋の要請で平賀源内が考案したのが最初と言われています。
毎日.jpが伝えるところによれば、
民主党の文部科学部会が、こんな科学研究拠点の創設を提言した。その名は「平賀源内記念研究所(仮称)」
名前はもちろん発明家平賀源内にちなんでいます。
時空を超えるか?
本研究所は、国内外から集めた50人程度の異才や奇人に研究所で自由に研究してもらうことが目的といいます。研究対象は何でもいいようで、タイムマシーンでも構わないとのことです。
資金源は、受け取り手が現れないまま有効期限を迎えた宝くじ当選金の一部を活用、新たに「科学宝くじ」をつくり、年間10億円程度を調達する予定です。
夢には投資しよう
タイムマシーンと聞くと、実現可能性は、現在の科学技術では非常に難しいのではないのかという印象があります。インターネット配信するなど大々的に開催した事業仕分けで、結果の出ない研究費用には廃止や見直しを決定をしただけに、少々ギャップを感じますが、ただ、現在では当たり前の携帯電話やインターネットなども数百年前は夢物語だったはずで、その点からすれば、現在不可能だと思われていることであっても、地道な研究で将来可能になるかもしれない点でまったく無意味と一蹴するこはできないでしょう。
毎日.jp 「民主党:「平賀源内研究所」構想 国がタイムマシン助成?」
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100820k0000e040056000c.html