「よさこい」ってどういう意味?
近年、各地で開催されている「よさこい祭り」は坂本龍馬と同じ土佐高知で誕生した。「よさこい」とは土佐弁で「夜にきてください」という意味だ。高知では花火大会も合わせて行われ、四国3大祭りのひとつとなっている。
戦後の経済復興・地域復興のために高知県商工会議所が中心となって盛りたてた「よさこい祭り」も、1990年代に北海道札幌市で「YOSAKOIソーラン祭り」が人気を集めたことから、全国に広がりを見せ、今では220近くの地域で開催されている。
伝統と自由の共存
「よさこい祭り」の特徴は「鳴子」。一年に2回お米が収穫できる高知県では非常になじみ深い楽器で、もともとは田畑にやってくる鳥を追い払うためのもの。リズムが取りやすいため、踊りとの相性もよい。
「原宿表参道元氣祭スーパーよさこい」は、今年で10周年。全国から参加する100チームが、民謡をアレンジした楽曲に合わせたパフォーマンスを4か所の会場で8月28日29日の2日間にわたって披露する。
見どころは厳選された参加チームによる29日12時15分からの表参道でのパレード。NHK近くの会場では飲食が楽しめる「じまん市」が同時開催。明治神宮鎮座90年に合わせて、一段と盛り上がるだろう。
スーパーよさこい2010
http://www.yosakoi-harajuku.com/