おかえり、はやぶさ!
東京都江東区の日本科学未来館では8月26日から30日まで、小惑星「イトカワ」から帰ってきた「はやぶさ」のカプセルを公開する。2003年に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ」は2010年6月に地球に帰還した。
夏休み期間中、相模原市・つくば市と一般公開を重ね、東京駅に近い「丸の内オアゾ」でも8月15日から19日まで公開されていた。「はやぶさ」は7年間にわたり宇宙空間を旅する間、故障が重なりバッテリも不調という中での帰還だった。
調査結果が楽しみ!
大気圏に突入すると「はやぶさ」本体は燃え尽き、熱シールドとカプセル、落下時に使用されたパラシュートが回収となった。気になる「イトカワ」で採集された微粒子については分析が続けられている。
カプセル見学には整理券が必要。当日の9時からの配布となる。整理券は枚数に限りがあり、配布が終わった時点で締切となる。残念ながら写真撮影は禁じられている。カプセルの見学を終えた後は日本科学未来館にも立ち寄ろう。カプセルの見学は無料だが、日本科学未来館常設展示を観覧する場合は入館料が必要。大人600円。18歳以下200円。
日本科学未来館
http://www.miraikan.jst.go.jp/JAXA 小惑星探査機「はやぶさ」
http://www.jaxa.jp/projects/sat/muses_c/index_j.html