日割法案成立
国会議員として1日でも在籍すれば、1カ月分の歳費約130万円を受け取れるとして、批判されていた法案の改正が衆議院で全会一致で可決されました。
可決された法案では国会議員歳費の支給方法が月割りから日割り計算にされ、国会議員の自主返納が可能となります。
民主党によると
「国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案」(松本剛明議院運営委員長提出)が4日昼の衆院本会議で全会一致によって可決された
と、日割法案が全会一致で可決されました。
日割り計算した場合に歳費を国庫に返納しても、公職選挙法の公職の候補者等の寄付の禁止の規定は適用しないこととするもので、返納は国会議員の判断に委ねられます。
国家の財政が危機的状況にあるのに関わらず、まだ政治家の周辺には無駄遣いが存在する事の証明であると同時に、財政再建への確実な一歩であるといえます。
民主党「【衆院本会議】歳費返納法案と社会保険病院維持法案を可決」
http://www.dpj.or.jp/news/?num=18679