盲目のアーティスト
ケトラ・オバーランダーは視覚障害者。40歳を過ぎてアーティストになった。絵を描き、コレクションを作り、障害者アーティストのマネジメントを行っている。
ケトラ・オバーランダー
私はずっと前からアートのコレクターでした。持ってるお金はわずかのものでしたが、いい作品を求めて、近所でやっているアート・フェスティバルに出かけていったものです。自分の微々たる収入で惜しげもなくアートを買ってました。私にはいつもアーティストの友人がいました。アーティスト、ミュージシャン、映画監督、ソフトウェアデべロッパ、私の周りにはいつもクリエイターがいっぱいでした。
視力の衰え
30代後半になってケトラの視力は悪化し始めた。近視がひどくなり、色や奥行きの感覚がなくなっていった。病院で錐体ジストロフィーと診断された。40歳になる前にケトラは完全に視力を失った。視力を失った後ケトラは学校でアートを学んだ。アートでケトラの人生は変わった。ケトラは自分の作品を発表し、世間でもケトラのアートの認知度は上がっていった。
アートマネジメントの夢
ケトラはアーティストと並行してもうひとつのビジネス、アーティスト・ライセンスのマネジメントを立ち上げることを考えていた。ケトラは自分のアートをサポートしてくれるエージェントを探しはじめ、アドバイザーに相談した。アドバイザーはケトラが自分の事務所を持ってアートのライセンスのマネジメントをはじめるというアイデアを賞賛。ケトラのライセンス事務所は2008年1月にオープンした。
3月には、ミラーフィッシャー症候群のデザイナー/イーニッド・スウィフと盲目の画家/ジョージ・メンドーサの2人のアーティストのマネジメントをはじめた。また、野生生物を描く難聴の画家/スージー・クームスのマネジメントもはじめた。
ケトラオバーランダー
できるだけ多くの身体障害者のアーティストを支援したい。アーティストとして大きくなってほしい。現在の商品市場に新しい視点を加えていきたいと思います。お客様には障害者アートに触れることで何か得るものがあると思うのです。
DisaboomJobs
Blind Artist Runs Her Own Agency to Encourage Artists with Disabilities
http://www.disaboomjobs.com/career-resources/self-employment/blind-artist-runs-her-own-agency-to-encourage-artists-with-disabilities