使えなかった、欲しかったクーポンをリサイクルで無駄にしない
現在乱立状態にあるグルーポン系(共同購入型、事前購入型)割引クーポン購入サイト。せっかくお得に購入したにも関わらず、所用のため使えなくなったクーポンをどうするか。使わないまま眠らせてしまうなんてもったいないと考える購入者も多いのではないだろうか。
そんな方に朗報がある。クーポン購入後に売買できるサービスが登場したのだ。
有限会社ALOBE(本社:大阪市北区)は10月13日、グルーポン系のクーポンを、購入後に売買できる日本初のサービス「Re-COUPON(リクーポン)」(
http://www.re-coupon.jp)を開始した。
有限会社ALOBEはプレスリリースにおいて、こうコメントしている。
フラッシュマーケティングは瞬間的な購買判断を求められる形でのマーケティングを採用している反面、クーポン購入者側にとっては、購入後に使う機会や時間がなくなり期限が切れてしまう可能性があります。
そこでALOBEでは、実際にクーポンを購入したものの使う機会を見出せない方や、また逆に購入予定のクーポンがすでに売り切れていて買えなかった方などを対象に、両者をサイト上で結んでサポートし、クーポン購入後に売買できるサービス「Re-COUPON(リクーポン)」を開始することとなりました。
Re-COUPONの特徴と売買方法とは
このサービスはグルーポンを利用する多くの人にメリットがある。
まずユーザーは、実際に使う機会がないクーポンを譲ることができるうえ、タイミング悪く売切れてしまったクーポンを購入する機会ができる。
店舗側は、クーポン発行後にも多くのユーザーに店舗を知ってもらえ、来店客の増加が期待できる。
クーポン発行会社にとっては、もしも使えなかったら…と購入をためらうユーザーがRe-COUPONという受け皿があると考えることで購入を決意させるというメリットがある。
クーポンを販売するユーザーは、通常のオークション形式と即決オークション形式のいずれかを選択することが可能。オークション形式の売買を採用したことについて、ALOBEはプレスリリースにおいてこう説明している。
流通価格がすでに決まっている物販サイトなどとは違い、オークション形式にすることで、早いもの勝ちになる要素をなるべくなくし、期間内に当該クーポンを購入したい方が公平にクーポンを獲得できるオークション方式を採用いたしました。また、物販式の譲渡を希望するユーザーへは、即決オークションという形を提供することで、物販方式にも対応することが可能です。
この画期的なサービスでは、グルーポンを利用したユーザーは、オークション形式で販売者になったり再び購入者になったりする。
ユーザーがこのサービスを上手に利用することで、フラッシュマーケティングの市場がさらに活性化することは間違いないだろう。
Re-COUPON(リクーポン)
http://www.re-coupon.jp有限会社ALOBE
http://www.alobe.jp/