3. 業界用語ばかり使用してしまうこと
業界用語には2種類ある。1つは同じ業界内でしか通じない専門用語で、もうひとつは流行語的な言葉である。これらを繰り返し使用しすぎると、かえってインパクトが薄れてしまう。
そもそも、読者はそういった業界用語や流行語を知らないかもしれない。もし、業界用語を使いたいと思った時は、自分の考えをより具体的に伝える方法を意識しよう。
例えば、一つの取引がシナジーを生む、と表現するより、その取引によって貴社のサプライチェーンとX社の世界規模の販売ネットワークとが融合する、と表現した方がよりわかりやすくなる。
4.受動的な書き方をしてしまうこと
コピーを書くときは、受動的な書き方より能動的な書き方の方が、よりそれを読みたいという関心をそそるのだ。
次のような例を考えてみよう
受動的な書き方の場合:「我々のウェブサイトから直接注文すれば、あなたの待ち時間は削減されるでしょう。」
能動的な書き方の場合:「オンライン注文があなたの待ち時間を半減するでしょう。」
能動的なキャッチコピーを書くことで、より簡潔に理解しやすくなるのである。
5. 対象を間違えた書き方をしてしまうこと
書き方のスタイルというものは閲覧者に大きく影響を与えるものである。もしあなたのコピーがまるで学術誌に書くような書き方であれば通常の読み手は、クリックして他のサイトに行ってしまうだろう。
ウェブサイトに何かを書くときには、大学教授に向けてではなく自分の顧客や、顧客として期待する人々に向けた書き方をする必要がある。会話調の表現を使うようにして、辞書を引かないといけないような複雑な語句は避けるべきだ。

Cures for 10 Common Web Writing Mistakes
http://www.businessknowhow.com/internet/web-copy-mistakes.htm