「Safari」でのPC用サイト閲覧制限で違いを検証
アイレップが先日「iPhone/iPadユーザーWebサイト内動向調査レポート」を発表した。
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FHKE's photostream * 画像はイメージです
iPhone/iPadには、Webブラウザ「Safari」が搭載されていて、PC用サイトがそのまま閲覧できる。しかし、PCに比べると、画面サイズの大きさや「Flash」が使えないなどの機能的な制限があるのも事実。
そこで、iPhone/iPadからアクセスするユーザーと、PCからアクセスするユーザーが異なる動向を示す可能性があるとして検証するために調査を実施したという。
「Flashコンテンツが表示されなかった」ことも理由
その結果、全セッション数におけるiPhone/iPadが占める割合はそれぞれ「iPhone」1.40% 、「iPad」0.52%だった。
だが、情報通信系サイトではこの割合が突出して高くなるなど、業種により違いが見られたという。
また、基本的にiPhone/iPadユーザーはPCユーザーと比較して閲覧ページビュー数は少なく、滞在時間も短い傾向があることがわかったとのこと。その理由の1つに、Flashコンテンツが表示されなかったことによってスムーズに情報が伝達されなかった可能性が考えられるという。
さらに、全体的にセッション当たりの平均PV数、平均滞在時間ともに、PCが一番値が大きく、次いでiPad、iPhoneの順となった。ただ、生活用品系のサイトにおいては、PCとiPadの順位が逆転した上、iPhoneを大きく上回っていたとのことだった。
【minastirith 執筆】
■ リリース
http://www.irep.co.jp/press/release/2010/0915-571.html■ アイレップ
http://www.irep.co.jp/