仙谷官房長「驚天動地、考えられない」
沖縄県尖閣諸島沖での中国漁船衝突映像が流出した事件を巡り、民主党政権が揺れています。映像を流出させた海上保安官への逮捕を警察・検察当局が見送ったことに対して、仙谷官房長は記者会見で以下のように答弁しました。
民主党によると
捜査の手法について私の立場として申し上げることは何もない
とし、立場上コメントできないことを強調しました。
更に、捜査機関からの捜査関係書類流出に関して質問を受けると
驚天動地、考えられない。そういうことがあれば捜査機関が存立できないことになる
と、捜査資料の流出は捜査機関の存続にも関わると発言しています。
また、会見では政府としてのガバナンスの再考が必要であるとし、政府全体、所轄大臣の管理・監督、警察・検察のガバナンスと独立性のバランスが重要と発言しました。
民主党「【今日の官邸】菅総理(代表)ぶらさがり、仙谷官房長官会見」
http://www.dpj.or.jp/news/?num=19270