ロイター通信によると、イギリスの研究者が精巣ガンに関わる遺伝子の特定に成功し、その内容を「Nature Genetics」で発表した。
精巣ガン克服への大きな一歩
精巣ガンは、15歳~45歳の男性が罹るガンの中で最も多いガン。今回の調査では、精巣ガンの患者とそうでない健康な者、約6千名の遺伝子地図を調査したところ、精巣ガン患者には、共通して3箇所の遺伝子領域で変異が見られたという。
精巣ガンは遺伝的要素が強く、兄弟に患者がいる場合、そうでない者に比べ8~10倍も罹患するリスクが高くなると言われている。今回の発見により、精巣ガンのより良い治療法の開発が期待できるだけでなく、予め健康なうちに精巣ガンになるリスクを把握することで、予防や早期発見につながると期待されている。

Nature Genetics
http://www.nature.com/ng/REUTERS
http://www.reuters.com/article/idUSTRE65C22W20100613