いまどきの「湯たんぽ」
「湯たんぽ」と聞けばブリキなどの堅い素材と思って探してみると、何と柔らかい素材で作られているものが商品化されていた。
(写真は商品と無関係)
素材特性から使い途はいろいろありそうで
ウェットスーツ地は、断熱性・防水性に優れるとともに軽いという特性があり、柔らかく体のいろんな部分にもフィットして肌触りもいいという。また湯たんぽはエコ商品としても人気が出ており、時流にもマッチした商品と言えそうだ。
「やわらか湯たんぽ」は80℃くらいのお湯を入れるのだが、体感温度はお風呂に入った位の温度で、カバー無しでも低温やけどをしにくいというから、ブーツタイプのものは、正に足湯に浸かった気分になれそうだ。このほか、腰や肩当てなど、さまざまなタイプがあるようなので、一度「やわらか湯たんぽ」の名称でショップを見られてはいかが。
(下記にショップを例示)
開発のきっかけは
ウェットスーツメーカーである大分県のヘルメット潜水(株)が、マリンショップから「冬場にシャワー代わりのお湯を入れる容器はできないか」と相談があり、ウエットスーツ地で保温性のある三重構造の容器を作ったのがきっかけといい、また東京女子医科大学付属のクリニック斑目先生から「冷え性対策」として湯たんぽが効果的かつ経済的との提唱を受け、共同開発に至ったという。
そして同社の熟練した縫製技術と、(株)一カク工業(兵庫県明石市)との共同開発での熱に強い接着剤の開発などを経て、当商品の開発に成功したとのこと。
九州経済産業局記事へのリンク
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