新しい生産構造
社会存続のために不可欠な生産性を若い人口が下から支えることが不可能なのであれば、高齢化社会ならではの新しい「生産のパラダイム」を真剣に整える必要がある。
従来の職業を考えるとき、われわれは生産性を限られた意味にしか用いていないことに気がつく。
間接的生産性
例えば、経験を積んだ高齢者たちが、若い事業者のアドバイザーを務めたり、研修を行ったりすること、若者に労働報酬として住まいを提供するといった活動は、直接的に利益を生み出すことではないが、間接的に生産的であるといえるだろう。他にも、間接的生産性のアイデアは多く出てくるに違いない。
このような高齢者たちの活動を促進するには、もちろん産官の協力が必要である。新事業やボランティアなどを行う場所や機会の提供を全国的に、組織的に行うことで、高齢者たちが効率よく動くことができるからである。
また、それらの活動を通して高齢者自身が技術を高めたり、それをきっかけに個人事業やオンライン事業をスタートしたりというさらなる広がりも期待できる。
人ごとではありません
長寿革命の担い手は私たち全員だ。老後は、今を生きる全員に例外なく、それもかなり長い期間やってくるからである。これまでのように高齢化の問題を見て見ぬ振りを続けることもできるかもしれない。が、しかし、問題のほうは私たちを無視してはくれない。
このまま現在の予測数値に従って運命をすぼませてゆくのか…それは私たちの取り組みにかかっている。

THE ORANGE COUNTY RESISTER/OPINION 'An ugly side to living longer'
http://www.ocregister.com/opinion/-249716--.html