ニュージーランドの「The Dominion Post」が、週に四回も葬儀に参列していたニセ弔問客について報じている。
タッパー持参で葬儀に参加
葬儀会社:Harbour City Funeral Homeのスタッフが、あちこちの葬儀に2ヶ月間続けて参加している男性弔問客に気づいた。40代とおぼしきこの男性は、週に3~4回は葬儀会場に現れていたが、どう見ても故人の知り合いではなさそう。おまけに、いつもタッパーを持参しており、人目を盗んでは葬儀で出された軽食を詰め、持ち帰っていたという。
ニセ弔問客ではあったが、態度は静かで控えめ。他の弔問客と比べても特に違和感はない服装で、路上生活者にも見えない。葬儀会社のスタッフは、関係ない者が参加している旨、その都度遺族に伝えていたが、気にしない遺族もいた。
男性が持ち帰っていた葬儀で出される軽食とは、キッシュやサンドイッチ、マフィンといった、いわゆる”フィンガーフード”。見かねた葬儀会社のスタッフが、”参列するのは良いが食べ物を持ち帰るのは止めてくれ”と注意すると、それ以降この男性は現れなくなったという。
The Dominion Post
http://www.stuff.co.nz/dominion-post/local/3769800/You-can-stay-but-don-t-fill-up-your-doggie-bag-phony-mourner-told