高視聴率番組
話題の行政刷新会議による事業仕分けは、インターネットで動画配信されています。ニュースでは面白おかしくカットされた部分しか見れませんが、インターネットでは全部を通して、しかも自宅にいながら見ることができるため、初回の事業仕分け時からアクセス数が多かったのですが、第2弾でも依然人気は高かったことがわかりました。
ニコニコ生放送とUstream
Internet WATCHの伝えるところによれば、
ニコニコ生放送は2009年10月以降、90万人前後と横ばいに推移していたが、2010年3月には125万人に急増、4月には138万人に達した。Ustreamは2009年12月までは10万~20万人で緩やかな増減を繰り返していたが、2010年に入ると50万人近くに増加、さらに4月は99万人と倍増した。
どちらも4月の事業仕分けが人気でした。ただし、視聴者層には相違があり、ニコニコ生放送では、若年層が多く、Ustreamは30代から40代の比較的高い年齢層で占められていました。
リンク元
どこのサイトから各動画サイトに入ってきたかというアクセス解析では、ニコニコ生放送のほうは、ニコニコ動画から、UstreamはYahooニュースやtwitter、Facebookなどのソーシャルメディアからのアクセスが多かったようです。おそらく高い年齢層では、動画サイトに積極的にアクセスしているわけではなく、ニュースなどで時事を読んでいるときに、動画で事業仕分けを見ることができることを知り、アクセスした人が多かったとういことでしょう。若年層が多いといわれるインターネット世代ですが、ネット選挙解禁において、ソーシャルメディアをいかに利用するかがキーになるのではないでしょうか。
Internet WATCH 「ニコ生とUstreamの訪問者が増加、「事業仕分け」生中継が人気」
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100526_369554.html