「土佐清水・ジョン万次郎くろしお社中」
NHK大河ドラマ「龍馬伝」の影響で、全国各地で龍馬ブームが巻き起こっています。特に龍馬の出身である高知県では「土佐・龍馬であい博」をはじめ、様々なイベントが人気で観光客が増加しています。
土佐・龍馬であい博サテライト会場の一つ「土佐清水・ジョン万次郎くろしお社中」への入館者が5月29日に3万人を突破しました。
メイン会場「高知・龍馬ろまん社中」は5月に入館者20万人を突破し、もう1つのサテライト会場「安芸・岩崎弥太郎こころざし社中」は6月にも入館者数5万人を突破する見込みです。
ジョン万次郎
日本人として初めてアメリカの地を踏んだといわれる、ジョン万次郎こと中浜万次郎はある日漁に出かけて遭難しました。その後、想像もつかないドラマチックな人生を送ることになります。
無人島に漂着し自力で143日間生活し、アメリカの捕鯨船ジョン・ハウランド号に仲間と共に救助されます。船長のホイットフィールドに気に入られた万次郎は本人の希望からそのまま一緒に航海に出ます。
その後アメリカに渡り、船長の養子となり、オックスフォード学校や、バーレット・アカデミーで学び、首席にまでなりました。帰国後はその語学力を生かし、黒船来航でもしられる日米和親条約の締結に尽力した人物です。
万次郎は多くの志士の行動や思想に影響を与えています。正にどんな映画よりも、ドラマチックな人生を送ったジョン万次郎、高知に行かれる際には「土佐清水・ジョン万次郎くろしお社中」へ観覧にいかれてはいかがでしょうか。
「土佐・龍馬であい博 土佐清水・ジョン万次郎くろしお社中」
http://www.johnmung.info/