職場の精神衛生づくり
イギリスの企業は職場のメンタルヘルスを話題にすることは今でもタブーとされている。しかし最近では職場でのメンタルケアの重要性が叫ばれている。
職場の精神衛生づくり
先日イギリスでは企業が職場の精神衛生づくりのために年間26億ポンドのお金と合計7千万日の従業員の労働時間が費やされていることがニュースでつたえられた。
そしてイギリスでは現在職場の精神衛生キャンペーンが展開されている。政府は職場の精神衛生に関するウェブページを立ち上げた。
デジタルジャーナルのジェーン・ファザッカリーさんが今週つたえたところによると、イギリスの現在の不況で企業が職場の精神衛生につかうコストは増加しているという。
「仕事にプレッシャーはつきものです。あなたが精神上の問題をかかえていたらそういうストレスに対処できなくなってしまいます。雇用主がメンタルケアの重要性を知ることはとても大切です。こころの問題で悩んでいる人は多いのです。」ウェールズでメンタルケアのボランティア活動をしているディーン・ブレイスウェイトさんは言う。
「オープンマインドで思いやりのある従業員は職場全体のストレスを解消するのに役立ちます。」ディーンさんは言う。
不況は改善の機会
メンタルヘルスはまだまだ職場ではタブーな話題。多くの人はまじめな顔をして職場で感じているストレスを隠すべきだと考えているようだ。しかしHappy HQを学んだ従業員はみんな笑顔で働いている。
バナタインさんは言う。:「景気後退で多くの労働者はこころに不安をかかえている。とくに明日の保証のない労働者は不安だよ。会社はちゃんと不景気を乗り越えていけるのか、自分はキラれやしないか、いつも不安をかかえている。今は非常に不安な時代。 しかし逆に不況というのは従業員のこころの問題を考えるいい機会。雇用主は従業員の面倒をみる。従業員がいなきゃ仕事ができないからね。簡単なこと。」
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Workplace stress costs UK businesses £26 billion a year Special
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