岐阜県土岐市の県立土岐商業高校では、学習の一環としてネットショップ事業を運営している。
陶磁器など”こだわり商品”を全国に向け紹介
5月19日・21日には、今年度の土岐商ショップ"とっきぃの里"の生徒代表への委嘱状交付式が行なわれ、代表取締役など計16名の生徒に校長先生から激励の言葉とともに委嘱状が手渡された。
"とっきぃの里"は、同校の生徒と土岐市陶磁器卸商業協同組合が連携して企画・運営するインターネット・ショッピング・モール。
土岐市の地場産業である陶磁器産業を中心とする事業主の協力を受け、土岐商生のこだわりの商品を全国に向けて紹介している。
また、県内外の高校生が、地域と連携して開発したオリジナル商品を広く取り扱うなど、数多くの魅力ある商品を扱っていくという。
ネットショップ運営は学習実践の場!
同校では、ビジネス情報科にて「Webデザイン」や「電子商取引」を、またビジネス科で「マーケティング」や「商品開発」などを学習しており、この事業をその実践の場として捉えている。
運営に当たっては、高校生が各業務の役割分担をし組織的な活動を展開しているのが特徴的で、市や組合からの情報をサイトにアップ・管理し、商品の発送や清算は組合がサポートする形。
産官学で地域経済の活性化に寄与も
運営は、土岐市の支援を受けた産学官体制で、より良い「土岐市インターネット・ショッピング・モール」を目指すという。
同校では、地域とのコミュニケーションを積極的に行いながら、高校生ならではの視点で地域経済の活性化に取り組んでいきたいとしている。
とっきぃの里
http://www.tokishi.com/index.php