上海浦東のビル：お手軽テナントスタート

上海市浦東新区、陸家嘴地区の張陽路にある華都ビル3階に陸家嘴地区では初めてとなる手軽にビジネスを始められる機関が設けられ、5月27日、正式に業務を開始した。そこの初めてのテナントとして入った光大控股では、10平方メートルほどの空間にビジネスデスクが１つを借りているが、家賃と水道・光熱費を含めても毎月1500元ほどにしかならない。

現在、陸家嘴地区のビジネスビルの賃貸料は、1平方メートル1日あたり平均12元である。単純に1ヶ月10平方メートル30日の計算で一月3600元かかることを考えると、かなりお得になる。金融貿易センター管理委員会の副主任、王德宏氏によると、華都ビル以外にも花木東辰ビル、金楊竜珠広場にも用意してあり、次のような場合に需要があるのではないかということだ。

例えば大企業の場合で、そのオフィスを構えるための内装工事の期間などのために借りる場合や、投資を考えているがそのための調査を行う場合にちょっとした事務作業場が必要な場合、また本格的に陸家嘴地区に乗り出す前に、コストを抑えて窓口を置きたい場合などである。



「陆家嘴开出办公“格子间” “便捷式商务中心”启用」
中国上海（中国語/上海市人民政府のサイト）
http://www.shanghai.gov.cn/shanghai/node2314/node2315/node17239/node22560/userobject21ai412919.html