夫は家事を手伝うべし
ロンドンの大学「London School of Economics」が、夫が家事や育児を積極的に行う夫婦の離婚率が低いという研究論文を発表しました。
「Men's Unpaid and Divorce」(男性の無報酬労働と離婚)と題したこの論文は、子供を持つ1970年に第一子を設けた夫婦3,500組を対象に離婚率を調べたものです。
その結果、夫が家事や育児を手伝っている夫婦の離婚率が家事参加度が低い夫婦に比べて低いことがわかりました。
妻は専業主婦、夫は家事や育児に積極的
この結果は、1960年代に確立された「夫は働いて家計を支え、妻は専業主婦」という形態が最も夫婦間が安定するという考えに相反するものとなりました。
しかし、これは夫が家事に参加しているすどうかについては全く調査されていなかったことから、今回の研究結果が発表されたということです。
つまり、最も離婚リスクが低いのは妻が専業主婦かつ夫が積極的に家事を手伝う夫婦ということになります。これは国が変わっても同じだと思いますので、離婚回避のためにも日本の夫たちも是非家事や育児に参加してほしいと思います。
「 London School of Economics and Political Science 」
http://www2.lse.ac.uk/newsAndMedia/news/archives/2010/05/divorce.aspx