7月1日より山西省の山西図書ビルでは、預かり金50元、レンタル料金50元で「夏季読書カード」を発行している。1ヶ月の有効期限つきで、6階建てのビルにある書籍(一部除く)を貸し出す。
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これは、山西図書ビルの夏のキャンペーンの一環でもあり、営業体系として成り立つか試験的に行っているという。
市民の意見は様々
この情報に市民は「読む価値はあるが、保存するまでないと思う場合に便利」「新しい本が借りられるので良い」と言う意見もある。
また「何度も繰り返し読むために今日の本は選んでいるので、借りるのなら図書館で良い」と言う意見もある。
購入について「他人に貸し出され中古となった本を購入するのには抵抗がある」という人もいるが、「破けていたりすれば問題だが、読めれば問題ない」という声も聞かれる。
ネット社会・電子書籍が流行する中、切り札となるか
レンタルする書籍は30日以内に返還され、汚れや破損がある場合には、買取や預かり金からの補填をするという。
省政協の成錫鋒氏は「インターネットの普及や電子書籍が流行する中、店舗を構える本屋は新しい経営形式を生み出していく必要がある」と述べる。
山西図書ビルでは、本屋として利益が生み出せるのか、一定期間を経て判断したいという。
「阅读新方式 书店租新书」
山西新闻网(中国語)
http://news.daynews.com.cn/shyl/988275.html