9羽のヒナが誕生!
東京の葛西臨海水族園でカルガモのヒナが誕生した。水族館ではカルガモを飼育していないので、野生のカルガモが園内の「渚の生物」コーナーの島状の場所にすみついた模様。
カルガモは水辺の草地に卵を産む習性があり、園内の屋外施設はうってつけの場所といえる。カルガモは卵を産んでからヒナがかえるまで、25日ほどかかるが水族園のスタッフはヒナがかえる直前まで気がつかなかったという。
(画像はイメージです。)
野生ゆえに…
身をひそめて卵を守っていたカルガモたち。しかし園内は人の立ち入りも多く、ヒナが鳴けば人の目にもつくため、今後安全性を考えてカルガモが引っ越しをすることも考えられる。カルガモの姿を見たい方は早めに足を運ぼう。
野生の生きものの姿が見られるということは、水族館の設備が自然に近いということでもある。葛西水族園を訪れた際は、ぜひ磯部を再現した「渚の生物」コーナーに立ち寄ってほしい。
葛西臨海水族園
http://www.tokyo-zoo.net/zoo/kasai/