地球を救うために生まれてきた子供たち?
インディゴ・チルドレンという存在が世界中で発見されている。ネアカ、破壊的、自信家、不注意、直感的。インディゴ・チルドレンは宇宙からこの地球を救うために地球にやってきた存在だと考える人もいる。
ヘイハウス社から出版されたインディゴチルドレンの書籍「The Indigo Children: The New Kids Have Arrived」(リー・キャロル、ジョン・トバー共著)は1999年以来アメリカで25万部以上を売り上げている。
知的、直感的、忍耐力がない
ニューヨーク・タイムズ紙にローリン・リッグスが書いた記事によれば、アネット・パイパーの娘アレクサンドラ(10)は他人の体を触っただけでどこが悪いかわかるという。
デビッド・ミンウォン(7)は典型的なインディゴ・チルドレン。特殊な能力がある。デビッドは公立学校で特別能力クラスの2年生のプログラムをうけている。デビッドを担当している教師によれば、デビッドは年齢のわりに傲慢で性格は明るいが破壊的だと言っている。
しかしホメオパシー、ホリスティックヘルスカウンセラー/ヨランダ・バディロはデビッドを評価している。バディによればデビッドのような特徴(知的、直感的、忍耐力がない)はインディゴチルドレンの特徴であるという。
ヨランダ・バディロ
我々人類の意識は拡大しています。インディゴ・チルドレンは我々人類に何かを教えるためにこの地球にやってきたのです。太古の昔人類はもっと創造主と強くつながっていました。今我々人類はそのつながりを取り戻す必要があるのです。
インディゴ色(藍色)のオーラ
サンディエゴの超心理学者/ナンシー・アン・タッペが1970年にインディゴ・チルドレンの記録を書いている。
ナンシーはある子供が今までみたことがないようなインディゴ(藍色)のオーラを発していることに気付いた。ナンシーはこのインディゴ(藍色)は人類の新しいタイプではないかと考えた。
リー・キャロルとジョン・トバーは、インディゴ・チルドレンの特徴を定義した。
この定義によれば、インディゴチルドレンには、高い知能指数、直感が鋭い、自信家、権力への反抗心、破壊的情動、しばしば注意欠陥障害(ADD)または注意欠陥多動性障害(ADHD)をもっている、などの特徴があるという。
インディゴ・チルドレンは希望的観測でありニューエイジの迷信にすぎないと言う人もいる。
アップステート医科大学精神医学教授ラッセル・バークレー
自分の子供を精神病だと思いたい親なんているわけがない。しかしこれは誤診だ。学術的根拠がない。ネアカ、破壊的、自信家、不注意、直感的、このような特徴はどの子供にもある。子供が不注意で破壊的なのを新しい存在などと考えていたら治療が遅れてしまう。
The New York Times
Are They Here to Save the World?
http://www.nytimes.com/2006/01/12/fashion/thursdaystyles/12INDIGO.html