リファイド ニュース
2024年11月22日(金)
 リファイド ニュース

低レベル放射性廃棄物の処理コストを9割低減--新潟の産学連携

低レベル放射性廃棄物の処理コストを9割低減--新潟の産学連携

このエントリーをはてなブックマークに追加
研磨処理で、廃棄物減と有価物の再利用が可能に!
新潟県の産学連携で構成する新潟県原子力活用協議会は、原発から出る金属系の低レベル放射性廃棄物の処理コストを、従来比で大幅に削減するシステムを考案した。20日の日本経済新聞が報じたもの。

金属の表面に付着した放射性物質を研磨により取り除くことで、これまで廃棄対象となっていた金属部分が有価物として再利用可能となるとともに、放射性物質のみを廃棄すれば良いことから、廃棄物の絶対量および費用が低減でき、2重の効果につながるという。

低レベル放射性廃棄物処理
これまで、低レベル放射性廃棄物は、青森県の六ヶ所村まで運んでいたが、容量が100分の1程度となり、結果的な処理コストが10分の1程度に抑えられるというわけだ。

研磨・破砕・切断の組合せシステム提案も!
また同誌によると、この処理方法は”ウェットブラスト”という水に研磨剤を混ぜて投射する湿式研磨技術で、同協議会員のマコー(株)が得意とするものとのこと。

さらに同協議会では、同じ会員企業のウエノテックスの破砕技術と、柿崎機械の切断技術などを組み合わせたトータルシステムを発電所内に構築するよう提案もしている。

こうした技術は、これまでの方法に較べると画期的な効果を生み出すもので、環境に対しても優しく、今後の内外への波及効果としても期待される。

外部リンク

マコー(株)http://www.macoho.co.jp/

日本経済新聞 http://www.nikkei.com/
Amazon.co.jp : 低レベル放射性廃棄物処理 に関連する商品
  • 世界は2030年に経済的、人口的ハルマゲドンを迎える(4月11日)
  • 名前だけエコな税金「環境税」成立(3月11日)
  • ユーキャンサイト人気講座年間ランキングから見えてくるもの(1月10日)
  • 食品中の放射性物質対策に関する説明会の参加者募集(12月26日)
  • 幸福度1位のオランダの子ども 橋本改革で大阪は何位に?(12月9日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    リファイドニュース新着






























    記事検索
    アクセスランキング トップ10










    お問い合わせ