産経新聞のネット調査を受けて
亀井静香金融・郵政改革担当相が、産経新聞が行った郵政改革案に関するアンケートで、非正規社員10万人を正社員化する計画に対し反対意見が83%を占めたことについて、ショックを受けたと述べた。
アンケートは産経新聞が郵政改革案の内容について4月中旬、読者にインターネットで意見を聞き、計1502人(男性1275人、女性227人)が回答したものだ。
ほんとにひどい世の中になった
亀井大臣は、調査方法などの詳細についてはまだ確認していないと言及しながらも、
「これがちゃんとした調査でね、そういう数字が出てるとすればね、こりゃもう日本はおしまいだと思ったな、ほんとに。」
「同じ仕事をしていて、給料は3分の1ぐらいで、福利厚生の面でも極端な差別を受けている、そういう人たちを正社員にすることに今の国民の方の反対が80%を超える。人が幸せになることがいやだっちゅう話でしょう…」
国民、報道、政治家 それぞれの志
産経新聞が郵政改革反対の立場であるのは、いつものことでなんともないとしながらも、
「それを誇らしそうに載っけてる産経新聞もね(中略)…でもその数字見てびっくりしたな。」
それでも亀井大臣は…
「逆にファイトが出てくる、余計ね。こういう中だからね、国民新党は、湊川の決戦、死に物狂いでやるぞと。改めてさ。」
湊川の決戦とは、楠木正成が足利の大軍10万をわずか800騎で迎え撃った南北朝時代の戦である。亀井大臣の熱い志は、どこまで届くのか。
この亀井大臣の発言を報じた産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/100416/fnc1004161401010-n1.htm実際のアンケート結果
http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/100408/sty1004081223001-n1.htm亀井静香公式Webサイト
http://www.kamei-shizuka.net/