献金収集法
日本ではまだあまり主流とはいえないネットを通じた政治献金は、アメリカでは普通に行われています。bloomberg.comによると、
2004年アメリカ大統領選挙が献金収集のために本格的にインターネットを使った最初の大統領選挙となりました。ジョンケリーは8200万ドル、ジョージ・W・ブッシュは1400万ドルの献金をインターネットで集めました。
背景
なぜ近年のアメリカの選挙では巨額の献金を集められるのでしょうか?2002年にcampaign finance law(選挙募金活動法)が改正され、個人献金で1000ドルから2000ドルまで献金できるようになったことが大きな影響を与えました。
日本のネット献金
政治家個人へ直接献金することは禁止されているため、政治家の資金管理団体へ献金するという形でネット献金は可能です。しかしながら、知名度が高いとは言えません。
今後の期待
アメリカ大統領選挙でオバマ陣営がネット献金で資金を集めたことが大々的に報道されたことや、インターネットという簡単なツールの利用という点からも、今後日本での注目度も高まると思われます。
Internet Donations Spur 55% Rise in 2004 Fund Raising(Bloomberg.com)
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=newsarchive&sid=aWBZ16tiOIi8&refer=us_el-redirectoldpage