AMCモバイルで産学連携
ANAと日本大学藝術学部が、「ANAマイレージクラブモバイル(AMCモバイル)」に関する産学連携プログラムをスタートさせた。
AMCモバイルは、日本在住のANAマイレージクラブ会員を対象とした新しい“モバイル専用プログラム”で、これに関し、企業が提示した課題に同学部の学生が提案を行うというもの。
携帯電話サービス提供で新たな顧客化を目指し
「AMCモバイル」は、従来のマイレージクラブメンバーに加え、普段、飛行機を利用する機会が少なくマイルへの関心が高くなかったという方(特に若年層やファミリー層)を対象に、日常生活で毎日使う携帯電話からお得なサービスを提供するプログラムという。
両者は現市場環境を題材とし、同社と同大教授による指導を通じて、実現可能な集客方法(顧客化)など“学生ならではの柔軟な発想に基づく新しい提案”と、“企業の現場で実際に展開できるコミュニケーション手法”の接点を見つけることを当連携の目的としている。
ANAはこの産学連携プログラムを通じて、広告プランナーやデザイナーを多く輩出している芸術系の学部として有名な同学部の中から選出された“クリエイターの卵たち”と共に、革新的なサービスや画期的なプロモーション手法の開発を目標に活動していくとしている。
産学連携プログラム日程(予定)
◆4月16日(金)
ANAから第1回目のオリエンテーション
◆5月14日(金)
学生より第1回目のアイディア提出
ANA側の各部門担当者を交えたブレインストーミング
◆6月11日(金)
学生よりANAへのプレゼンテーション
企業と学生とのミーティング
◆7月2日(金)
学生よりANAへのファイナルプレゼンテーション
【日本大学藝術学部】
日本大学藝術学部は、大正10年に法文学部美学科として誕生して以来、80有余年の歴史を誇る日本を代表する芸術総合学部の一つ。文化・芸術界に優秀な人材を多数輩出していることで知られ、「8つのアート1つのハート」をキャッチフレーズに、芸術総合学部の特色を活かした独自の教育を実践している。
特にコースや専攻、学科の枠を超えて一つの作品を合同制作するコラボレーションや、8学科すべての学生が履修できる「芸術総合講座」の実施は、他のジャンルから受ける刺激をも自らの芸術に活かそうという試みであり、他の芸術系大学とは一線を画すユニークで独創的な教育方針が、各方面から高く評価されている。
発表内容
http://www.ana.co.jp/pr/全日本空輸(株)ホームページ
http://www.ana.co.jp/日本大学ホームページ
http://www.nihon-u.ac.jp/