テレグラフ紙の記事によると、総選挙を控えたイギリスで、4月15日8:30pmから主要三党の党首たちによる第一回目のテレビ討論が行われた。
インターネットでのリアルタイム採点
各党党首がテレビ中継で討論している間、有権者たちはインターネットで彼らの一挙一動を品定めし、政治家たちはその採点結果に一喜一憂していた。
討論の主催局であるITVはウェブサイト上でリアルタイムの投票を実施した。また、Sky Newsも討論の視聴者を対象に世論調査を実施した。更に、ツイッターやフェイスブック上でも利用者たちが討論についての膨大な量のメッセージをやり取りした。
テレビ討論に合わせてオンラインでも場外戦?
討論中も終了後も労働党、保守党、英自民党関係者はそれぞれインターネット上で対立候補の上げ足をとったり、自党の党首が上手くやった時には持ち上げたりするのに余念がなかったようだ。
討論中のpm9:30頃、得票状況がキャメロン氏とクレッグ氏が各36%、ブラウン氏が28%と報じられると、保守党の委員長であるエリック・ピクルス氏はツイッター上で「ブラウン氏の攻撃は失敗した」とコメントした。
一回目の勝者は英自民党のクレッグ氏
討論が終わった後、従来の世論調査が行われたがオンライン調査でも従来の調査でもともに英自民党党首のニック・クレッグ氏が一位の得票率だったようだ。
ITV Newsの調査結果では3人の初対決の得票率は、有効回答4,032人のうち、ニック・クレッグ氏(英自民党党首):43%、デビッド・キャメロン氏(保守党党首):26%、ゴードン・ブラウン氏(労働党党首):20%という得票率であった。
また、Sky Newsの調査結果では、有効回答1,608人のうち、クレッグ氏:37%、ブラウン氏:32%、キャメロン氏:31%であった。
第二回のテレビ討論は一週間後の22日夜に実施される。
TV election debate: Internet is the instant focus for the spin doctors
http://www.telegraph.co.uk/news/election-2010/7596115/TV-election-debate-Internet-is-the-instant-focus-for-the-spin-doctors.htmlITV News
http://www.itv.com/news/