新聞やテレビからモバイルへ移行
デロイトトーマツコンサルティング(東京都千代田区)は、日・米・英・独の4カ国を対象に、携帯電話に関する「ゲーム利用」「テレビ視聴」「インターネット接続」時間の国別比較調査を行い、そのすべてで日本が1位であることを発表しました。
調査は、メディア、娯楽、情報とどのように関わっているかの現状把握とその予測を目的としています。
第4回となる2010年版では、日本、米国、英国、ドイツ、ブラジルの計5カ国の消費者7,721名(内、日本は1,847名)を対象に調査を行いました。先進国(米国・英国・ドイツ)との比較を行いました。
日本ではモバイルを使う傾向が強く
日本ではテレビ、印刷物等の従来型メディア消費から、時間や場所に捉われないモバイル型メディア消費が他の3カ国に比べ、移行している傾向があります。
インターネット接続に用いられる端末としては、全接続時間中パソコンによる接続時間が63%と1位を占めています。しかし、他国がいずれも90%程度と、日本ではパソコンでの接続時間が短いです。
一方、携帯電話による接続時間は27%を占めており、他国の6~8%と比べて非常に高いです。日本のインターネット利用のモバイル化の進行がうかがえます。
デロイトトーマツコンサルティング
http://www.tohmatsu.com/view/ja_JP/jp/press/prbn/b45b8e0378567210VgnVCM100000ba42f00aRCRD.htm