子どもたちの「命」考える映画
小児がんの子どもたちを10年間、ひたすら追い続けたドキュメンタリー映画がある。
タイトルは『風のかたち―小児がんと仲間たちの10年―』。現在、大阪市淀川区十三本町の第七藝術劇場で公開されている。4月23日まで。
10年の軌跡をまとめたヒューマンドキュメンタリー
内容は、東京都の聖路加国際病院の細谷亮太医師と患者たちのサマーキャンプをはじめ、闘病の姿、夢や希望の声を、ヒューマンドキュメンタリーの第一人者、伊勢真一監督が1999年から記録し続け、800~900時間もの映像が約105分にまとめられている。
小児がんはこれまで、不治の病として恐れられてきた。だが現在、医学の進歩により、病気を克服する患者もいるとのこと。
子どもたちのいきいきとした姿から、命の尊さ、「生」と「死」について問いかける作品に仕上がっている。
【minastirith 執筆】
風のかたち
http://www2.odn.ne.jp/ise-film/ise2/kaze.htm