変化するベトナム人女性像
近年、中国での「ベトナム人のお嫁さん」と言えば、人身売買などのマイナスのイメージを持たれていた。また、そんなベトナム人の奥さんを希望するのも、中国の低層階級の男性に限られていた。
しかし、最近では、ベトナム人の女性を希望する男性が中国大都市にまで及び、高所得の男性たちがはるばるベトナムへ足を運び、ベトナム人女性に求婚しているのである。
【画像:
Wu.In.Vietnam's photostream】
「ベトナム婚」
2010年は中越国交60周年だ。政府間では記念式等まだ行われていないが、民間の交流・関心はすでに盛んである。
「ベトナム婚」の火付け役になったのは、もともと中国南京でビジネスを営んでいた戴さんのブログで、「3,5万元でベトナム人のお嫁さんを捉まえよう。しかも、紹介料はたったの100元!」という言葉が多くの男性の心をつかんだようだ。
まさしく一夜のうちに、「ベトナム婚」はインターネット上でホットな話題になっていた。それまで人気のあった話題を脇にやり、「ベトナム人のお嫁さん」という言葉が、男性女性ともに、中国社会を大きく揺さぶったようだ。
原文記事:「到越南相亲去 腾龙旅店的日与夜」(南方报业网)
http://nf.nfdaily.cn/ndzk/content/2010-04/06/content_10793932.htm在日ベトナム大使館
http://www.vn.emb-japan.go.jp/index_jp.html