接種1回につき4,000円を補助
江戸川区は、4月からヒブ(Hib)ワクチンの予防接種の一部助成を始める。
対象期間は、平成22年4月1日~平成23年3月31日までで、接種1回につき4,000円を補助する。現在の接種料金は1回8,000円なので、差額の4,000円を医療機関に払う。
Hib(インフルエンザ菌b型)は5歳未満の乳幼児が感染にすると、髄膜炎、喉頭蓋炎、肺炎、敗血症などをおこす。中でも、脳や脊髄を包んでいる膜(髄膜)に感染して起こる髄膜炎は、重症化すると命に関わる場合や難聴、発育障害などの後遺症をおこす恐れがある。
生後2ヶ月~7ヶ月の接種開始は、計4回接種が必要
ワクチン接種の回数は、接種開始の年齢、月齢によって異なる。
生後2ヶ月~7ヶ月までに接種開始する場合は、4~8週間間隔で3回、追加免疫として3回目の接種から約1年後に1回の計4回接種。
生後7ヶ月~1歳未満までに接種開始する場合は、同じく4~8週間間隔で2回、追加免疫として2回目の接種から約1年後に1回の計3回接種。
1歳を越えると追加免疫はなく1回のみで抗体獲得となる。
現状ではワクチンの流通量が充分ではなく、一般の小児科等では予約制で、半年待ちといったケースもある。
江戸川区ホームページ
ヒブ(Hib)ワクチン予防接種の費用一部助成のお知らせ
http://www.city.edogawa.tokyo.jp/kurashi/kenko/kodomo/yobosesshu/hibuwakutinjyosei/index.html