深刻な後継者不足
農家の後継者不足が深刻化している宮崎県では、JA宮崎中央が中心となって企画された「
田植え婚活」が4月3日に開催されました。
出会いの少ない農家の後継者に出会いの場を提供する目的で開催されたこの企画では、JA職員の指導のもと、靴下で水田に入り、男女が協力して苗を植えたということです。参加者は互いに協力し合いながら、楽しい時間を過ごしたそうです。
「ひとめぼれ」ならぬ「恋実米」
今回参加したのは、宮崎県内の農業従事者男性13名と一般女性13名でした。田植えという共通の作業のお陰で参加者はすぐに打ち解け合っていたそうですよ。植えたお米の品種は「ひとめぼれ」だったのですが、婚活にちなんで「
恋実米(こいみのりまい)」と呼ぶことになっています。
また、植えた稲は7月下旬に今回の参加者たちで収穫し、8月に試食会を開くことになっているそうです。稲の成長とともに恋も成就するといいですね。
「宮崎県 公式ホームページ」
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/