震災から生まれたアキモトのパンの缶詰
「アキモトのパンの缶詰」は阪神淡路大震災の悲惨な状況の中で、何かできることがないかと考え生まれました。災害時には長期間保存できる食料が重宝されます。なぜなら、食料が豊富にあったとしても、すぐに被災者全員に食料を配れる訳ではないからです。
さらに、震災時には食料を配給する側にも混乱はあります。被災者も散り散りになっている場合もあります。おにぎりや通常のパンでは、賞味期限が短く食中毒などの恐れがあります。
そんな中で生まれたのが「アキモトのパンの缶詰」です。焼きたて風味をそのまま長期保存したい、安全でおいしいパンを被災者に食べて欲しいという思いからうまれたそうです。
新しい試みリユースで被災者以外の人間も救う
「アキモトのパンの缶詰」の賞味期限は3年ですが、購入後2年経ち賞味期限が1年を切ったパンを、新たに「アキモトのパンの缶詰」を購入することを条件に、パン・アキモトが下取りをします。
下取りをした「アキモトのパンの缶詰」を海外の食糧難の国や地域へ寄付をします。このようなパン・アキモトの精神は食料という生命の基本から、人を助けたいという「人間の理念」を感じ取ることができます。
防災グッズの御紹介なのですが、この商品は非常に魅力的なので、商品自体の紹介というより、商品の周辺の説明になってしまいました。もちろん商品のパンもおいしく、非常に評判がいいです。
「アキモトのパンの缶詰」ハイチへ
最近では「アキモトのパンの缶詰」をハイチへ届けています。また、パン・アキモトは以下のようにも述べています。
「防災備蓄食としてのパンの缶詰」は、できれば食べて欲しくありません。 お客様にそのようなシーンに出会って欲しくないからです。しかし「食品としてのパンの缶詰」は、是非食べて欲しいものです。
株式会社パン・アキモト
http://www.panakimoto.com/index.htmlパンの缶詰のお店
http://yuukishouji.free.makeshop.jp/