インターネットを使用した殺人予告
衆議院選挙前にインターネット掲示板「2ちゃんねる」で前原国土交通大臣を「暗殺する」と予告した男が逮捕されました。もちろん前原大臣は現在もご健在で、事なきを得ましたが、インターネットを使った悪質な犯罪です。
目的は?
アメーバーニュースの伝えるところによれば、男は、上記の殺人予告後の発言においては、ひたすら言い訳に徹しており、
「決行予定は2099年8月20日で2009年じゃないしね」「こんなんで逮捕されてたら毎日が逮捕祭りな件」「最初から犯罪予告したつもりもないし大事には至らん」など、先ほどの書き込みが冗談であったように応答。
などと発言し、最後には別人を装ったり、逮捕という恐怖におびえる人間の気持ちを考えろなど、泣き言を言い出す始末。結局、政治理論も目的もいまいちはっきりしないまま、逮捕されるという結末でした。
ネット選挙解禁にむけて
書き込んだ男は悪ふざけのつもりだったかもしれませんが、前原大臣夫妻はホテルに避難しなければならなくなりました。
今年の参議院選挙からネット選挙解禁だと言われていますが、インターネットの匿名性を利用して、候補者を脅迫したり、候補者になりすますなどの犯罪行為をいかに事前に防ぐか、よく検討すべきです。
アメーバーニュース「前原大臣殺害予告の男 2chで弁解続け、怯えていた」
http://news.ameba.jp/weblog/2009/10/47426.html