大塚病院は、分娩、ハイリスク妊娠管理等を担う
東京都は10日、都内で2地域目となる都立大塚病院を核とした、地元2地区(文京区、豊島区)における産婦人科地域医療連携システムを運用開始すると発表した。
これは、文京区、小石川、豊島区の医師会会員の産婦人科医が同システムに賛同し登録を行った場合は、協力医となり、協力医は「分娩・妊婦健診可能:グループA」、「妊婦健診可能:グループB」、「婦人科のみ:グループC」に区分される。
大塚病院は、主として分娩、ハイリスク妊娠管理、婦人科系疾患の手術等を担い、協力医は主として妊娠初期から中期の健診、がん検診等を行うことなる。
都立墨東病院を核とした同様のシステムを導入済み
東京都では、既に平成21年3月から区東部地域(墨田区、江東区、江戸川区)において、都立墨東病院の産科当直等を協力支援する「産科診療協力医師登録制度」を運用している。
この度のシステムもこのケースを参考に導入し、より良質な医療を提供するとしている。
東京都ホームページ
「産婦人科地域医療連携システム(大塚モデル)」の運用開始について
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2010/05/20k5a500.htm