イギリス総選挙
5月6日に行われたイギリスの総選挙ですが、労働党Brown氏の問題発言が世界中に報道される中、無事終了しました。イギリス初のインターネットを使った選挙だと言われてきましたが、結果は思ったほどの成果を挙げなかったようです。
ソーシャルネットワーキングサービス(SNN)
オバマ現アメリカ大統領が選挙の際には、インターネットを使って献金や支持者を積極的に集め、twitterでつぶやき、インターネットの双方向性を大いに活用しました。しかし、今回のイギリス総選挙では事情が異なり、マイコミジャーナルの伝えるところによれば、TV討論会でさえ、初の試みでした。
合計3回の討論会で3党の党首が議論を交わした。メディアとしては、このTV討論会が大きな話題を呼んだ。その一方で一部の国民はTVを視聴しながら、コンピュータに向かい、TwitterやFacebookでリアルタイムに意見やフィードバックを交換した。
インターネットそのものが主役というよりは、選挙とは関係なく元からいるネットユーザーがTVを見て、反応するツールとして使った点で、オバマ大統領の使い方とは異なります。
twitterのフォロワー数
イギリスの3政党(労働党、保守党、自由民主党)の党首はそれぞれtwitterアカウントを持っていますが、マイコミジャーナルによれば、そのフォロワー数はBrown氏が7,277人Cameron氏が8,126人、Clegg氏が3万7,906人という数です。調べたところ、お笑い芸人の「つぶやきシロー」氏でさえも18万人ですから、3党首は、日本のお笑い芸人にさえ完敗ということになります。
マイコミジャーナル【コラム】欧州から眺めるITトレンド
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