ご当地検定
地方自治体や商工会議所が主催するご当地検定は、特定の地域に関する文化や歴史などの知識を測る試験です。京都・観光文化検定は非常に人気が高く、5000人から1万人が毎年受験しています。このような中、沖縄大好き検定が実施を断念することになりました。
事情
なぜ継続できなくなったのでしょう。主たる理由は、やはり金銭面です。また人手も集まらなかったようです。過去に2回開催されました。沖縄タイムスによれば、
第1回に1035人が挑戦。09年の第2回は、514人が受験した。
受験者数が半減しています。那覇と東京の2つの会場で開催されたのですが、東京の物価の高さを考えれば、この受験者数では会場を確保する費用に見合いません。
復活にむけて
沖縄が決して人気のない県というわけではありません。サーターアンダーギー、ソーキそば、ミミガー、アグー豚など一度は聞いたことのある食材ではないでしょうか。物産展を開けば、大変混雑するほど名産品をもつ沖縄の知名度は、数ある都道府県の中でも非常に高いといえます。
検定の主催者を商工会議所や自治体などの団体とし、もっと多くのスポンサーをつけて、実施すべきでした。人気は高いのに周知されなかったことと、費用不足であったことが残念です。
沖縄タイムス "「沖縄検定」の継続断念 予算・人手なく"
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-05-12_6423/沖縄大好き検定HP
http://okinawakentei.jp/