障害者の身になって
オーストラリア、グリーン党のキャッシー・オコナー氏は、障害者福祉法改正で政府内で対立を強いられている。オコナー氏は公約で、より多くの予算を障害者福祉に回すことを国民に約束している。しかし、現時点では、それは実現しそうにない。
この状況を受け、オコナー氏は、先月に締め切られた国民意見回収を延期し、5月26日までとすると発表した。
オコナー氏は、障害者自身はもちろん、家族や友人に障害者を持つもの、あるいは将来的に障害者になる場合も考慮して、意見を出してほしいと国民に呼びかけている。
民間企業への資金流出懸念
社会福祉省の長官、マーガレット・レイノルズ氏も法が障害者のためにより効率的に働くことを望むと発言しているが、同時に、政府資金が民間企業に流出することへの懸念もほのめかしている。
編集部 青空ひなた
Fight for disability funding
http://www.themercury.com.au/article/2010/05/10/145165_tasmania-news.htm