インターンシップの期間中は、インターンとして、基本的な従業員の仕事をすべて経験することになります。ただし、責任能力はそれほどありません。
インターンに求められているのは、重要な物事に対する判断能力ではありません。しかし、ほかの従業員がどのように仕事の判断を下しているのか、観察する以上のことをすることになります。
このことは、将来の仕事の役に立つでしょう。実際の仕事では、間違いは簡単に許されるものではありません。
インターンシップの条件
インターンシップは一時的なもので、給与の支払があるものと、そうでないものがあります。就労中、重点が置かれるのは訓練です。
時には、上司が、あなたがそばにいることを失念するかもしれません。そのため、できるだけ自信を持って、自分が知っていること、失敗から学んだことを伝えるようにしましょう。
わずかな意見の対立は気にせず、上司には自分のことを信頼してもらうようにします。入社から高度な仕事を任されることは、ほとんどありません。小さな事務仕事が割り当てられることがほとんどです。愛想良くこなしましょう。
最低限のことを覚えるまで、介護を受ける老人のような気分になるかもしれません。しかし、忍耐が必要です。職場で起こる出来事を観察し、良く聞き、職場の人間関係を知りましょう。
インターンシップの実体験
「今まで3社で働いてきて、3つとも全く違いました。どの場合も、将来の見込みは様々で、熱心なインターンは職場によくなじんでいました。」
そう語るのは、マリアさん。
「上司への接し方からして違います。Citi Bankで働いていたときは、名前で呼び合うようにしていました。Tajでは、もっとフォーマルな呼び方を求められました。でも、結局どこでも、上司は接しやすく、理解のある人でした。」
時々、上司はあなたに対して教育的な責任があることを失念してしまうかもしれません。上司にインターンシップのスケジュールを確認して、同時に、臨機応変に対応できるようにします。
実際に活動に参加できるかどうか質問してみましょう。批判は受け入れてください。自分の興味のあることを知ってもらうようにしましょう。コミュニケーションは完ぺきに。
そして、一番重要なことは、学ぶこと。
原文: Kasturi Ramanathan (翻訳: Miyuki.T)
原文: Be an intern and learn (THE HINDU)
http://beta.thehindu.com/education/issues/article413667.ece