外国人のための資格
日本国際教育支援協会が主催する日本語を母国語としない人が対象の日本語能力試験は、外国人が日本の大学に入学する際の入学資格要件となっていたり、日本の会社に入社する際の採用条件に加えられていたりする資格です。
日本語能力試験概要
2010年からN1からN5というレベルわけがされます。以前は1級から4級まででした。筆者のアメリカ人の友人が1級取得者ですが、日本人より日本に詳しく、わからない漢字は彼に聞くと即答できる高度なレベルです。
仕分けされる
そんな日本語能力試験が、先日の事業仕分けで対象となり、YOMIURI ONLINEによれば、
外国人向けの日本語能力試験については、事業規模は維持するが、国費投入をなくすよう求めた。
つまり、国費ゼロということです。
少子化にむけて
今後確実に少子化による人材不足を迎える日本では、外国人の移民を受け入れるしか対策はないと筆者は考えますが、受け入れる企業にとっては日本語ができることが大前提となります。日本語能力の目安となる資格が資金不足のために廃止されたり、質が悪くなっていては、スムーズな受け入れは難しくなるでしょう。
必要な仕分けと不要な仕分け、仕分け作業自体も仕分けされるべきです。
YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100427-OYT1T00533.htm日本語能力試験HP
http://www.jees.or.jp/jlpt/