長崎県で仲間の霊を慰める龍馬の立像
長崎県南松浦郡新上五島町の「龍馬ゆかりの広場」でゴールデンウィークの5月2日に、龍馬の立像の序幕式が行われました。
なぜ龍馬にゆかりがあるのかというと、亀山社中が薩摩藩から使用を許された船「ワイル・ウエフ号」で鹿児島へ向けて航行中、悪天候により船が難破し12人が亡くなりました。
「龍馬ゆかりの広場」
それが現在「龍馬ゆかりの広場」が面する潮合崎沖です。龍馬が社中のメンバーと共に、道半ばにして亡くなった同志の霊を慰めた場所、その場所が後に「龍馬ゆかりの広場」となりました。
亀山社中(かめやましゃちゅう)は坂本龍馬を中心に土佐脱藩浪士20数名で結成した、日本最初の商社とされます。
龍馬の立像立つ
その「龍馬ゆかりの広場」に、龍馬の立像が立てられました。西日本新聞によると、その像は
ブロンズ製で高さ約2・5メートル(台座約2メートル)。紋付きはかまにブーツを履き、遭難した岬に向かって合掌している。
とのことで、合掌している龍馬像は全国初とのことです。
長崎にいかれる際は「龍馬ゆかりの広場」で龍馬の立像をご覧になられては、いかがでしょうか。
西日本新聞 「全国初の姿」立像完成 帆船遭難ゆかりの新上五島町
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/169293