農村の有権者にアピール
トロント・サン紙によると、カナダ自由党のマイケル・イグナティエフ党首は自由党が政権を取れば、農村部や遠隔地でも高速インターネットが利用できるようになるという公約を宣言している。これは、農村部の有権者を惹きつけるための公約である。
オンラインで実施されたバーチャル記者会見で、彼は次のように述べた。
「現在の保守党政権下で、カナダにおける都市と農村の格差は拡大している。カナダはインターネット接続環境がかつては世界第2位であったにもかかわらず、現在は10位に甘んじている。
世界の他の国々が進歩を続ける中で、カナダのインターネット環境は停滞しているのである。」
都市と農村の格差縮小の鍵は通信環境の改善
イグナティエフ党首は、来年の連邦政府のワイヤレス周波数オークションで5億ドルの資金を調達し、通信環境の向上に支出することを考えている。
彼は都市と農村部の結びつきを強めることを目標に掲げながら、保守党との差別化を図り、農村部の有権者の支持も得ようと努力を続けている。
Ignatieff pledges rural high-speed internet
http://www.torontosun.com/news/canada/2010/05/04/13819601-qmi.html