JAXAi、廃止判定で入場者数が増加
先日行われた「事業仕分け第2弾」で、廃止の判定がされた宇宙航空研究開発機構(JAXA)の公報施設JAXAiへの入場者数が増加しています。
廃止の判定が大々的にメディアで取り上げられたことにより、来場者が増加するという皮肉な結果となっています。
ゴールデンウィークでは4倍に
47NEWSによると
平日の来場者数は300人程度だったが、事業仕分け翌日の4月27日は700人を超えた。ゴールデンウイークは29日から5月2日までで約8800人。昨年の同時期は約2千人だったため4倍以上となった。
と昨年4倍にもなり、廃止を前に駆け込みでの来場も多いもようです。
1億円の運営費が問題視され
JAXAiは東京駅から徒歩1分(丸の内オアゾ)に位置しているJAXAの情報センターで、入場料無料で開放されています。H-IIAロケットのLE-7Aエンジンやロシアのソコール宇宙服などを常時展示しています。
仕分けの際には「丸の内に常設しなければならない理由が分からない」、「年間 1億円かけるなら、他にもっと良い広報の方法があるのではないか」などが問題視され、事業の廃止と判定されました。
宇宙航空研究開発機構 JAXAi
http://www.jaxa.jp/visit/jaxai/index_j.html47NEWS 「JAXAi、来場者4倍 仕分け「廃止」判定がPR効果」
http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010050301000456.html