勤めたい企業のウェブサイトを調べる
では、何から探すべきなのかについてお話ししましょう。企業が直面している問題は何でしょうか?その目障りな汚れが何なのか突き止め、取り除く能力があなたにはありますか?
その企業は、どの業界に属していますか?業界をリードする企業ですか?それとも活気のない企業ですか?
顧客は企業に対してどんな意見を持っているのでしょうか?自分が必要としているものを示す、これらの疑問から、どのようなヒントを得られましたか?
良い働きをしているように見えるのは、だれですか?企業について何を知ることができましたか?その企業は本当に勤めたい企業ですか?社風はどんな感じですか?
これらの疑問、あるいは、ここに書ききれなかったものも含めて、すべて、勤めたい企業やブランドのウェブサイトから知ることができます。そして、お察しの通り、効果もあります。お気に入りのテレビ番組は、後でも観ることができるのです。
ターゲットが決まったら
いったん、企業が何を必要としているか、そして、自分の能力が適しているとわかったら、まず企業と接触しなければいけません。
これを「無給インターンシップ」と呼ぶのは止めましょう。その代わり「無給で、リスクが低い、お試し期間」と呼びましょう。言い換えれば、無料でプロジェクトに取り組むわけです。それも、あなたがやりたかったものを。
それから熱心に仕事に打ち込み、自分の人材としての価値を高め、決定的にします。あなたなしで仕事が進まなくなるまで。
無給の欠点
この手段には、幾つか欠点があります。まずはじめに、無給インターンシップにかんする法は厳密です。しかし、自分を磨くことは、近年の就職の重要なカギです。無給の仕事は、自分の価値を上げる1つの手段です。
それから、タイムリミットを設けるかどうかですが、これは人により様々です。
企業はもちろん、無給のインターンシップが、正規雇用を目的に行われることを理解していますが、決して、彼らの手にその決定権をゆだねないように。自分を拒否したり、能力を否定したりする理由など、与えないぐらいの勢いで取り組むのです。
早めに職場に行き、職場のマナーやスキルを身につけていることを知らしめます。約束通り、実行するのです。
それから、上司にしつこく雇ってもらえるようお願いするのは止めましょう。これは、絶妙なバランス感覚が必要です。良い契約ができそうだと、企業側も自覚しているはずです。駆り立てる必要などないのです。仕事をしっかりこなしていれば、失いたくないと考えるのは当然です。結果、あなたは仕事を得ます。
門の外に閉め出され、どうやって中へ入り込むか考え込んでいる数え切れないほかの人間とは違い、あなたは中へと進みます。あとは、あなたがどれだけ優秀か、証明するだけです。
原文: G.L. Hoffman (翻訳: Miyuki.T)
原文: Is the Unpaid Internship for Everyone? (U.S.News)
http://www.usnews.com/money/blogs/outside-voices-careers/2010/04/27/why-an-unpaid-internship-could-be-for-you.html